奥只見探検隊・出撃
2009年10月3日
行ってきました奥只見探検ツアー。
9/28,29,30 銀山湖に流れ込む只見川での2泊3日のキャンプ釣行![]()
銀山湖沿いの原生林の闇夜を抜け、只見川に到着。
たばこを吸いながら明るくなるのを待っていると
季節ハズレの蛍が1匹ぼんやり点滅![]()
テントは小白沢ヒュッテの奥銀山キャンプ場に設営。
天候は曇り。
数週間まともな雨は降っておらず、遡上魚の期待は薄。
居付きの尺がらみの魚もあまり釣れていないとの前情報![]()
案の定魚の反応は皆無![]()
たばこを吸いながら明るくなるのを待っていると
季節ハズレの蛍が1匹ぼんやり点滅![]()
徹夜で集中力も途切れているので一旦テン場に帰還。
朝昼飯を炊き食事して睡眠タイム![]()
午後は大白沢の合流点付近で竿を振るものの小さい魚のチェイスが
数回見られただけ![]()

紅葉は徐々に山から下りてきているもよう![]()
夕刻、アマンダレ(ナラタケ)、ブナハリダケを採り食材に。
焚き火でキノコ汁、ジャガイモとブナハリダケの炒めもの、
肉の網焼きなどを作り夕食。(炊事係はフジオ氏)
なんか釣れそうもない雰囲気を感じつつ、
焚き火を囲みビールをちびちび。
PM10:00消灯。
夜半から小雨。朝は5時過ぎに釣り開始。
1人をバックウォーターに降ろし、金泉橋付近を探索。

餌釣りをしていたK氏が小岩魚1尾。
僕が小岩魚2尾。
バックウォーターは不発。
大鍋のチリビーンズで腹ごしらえをして
小雨の中、午後は3人でやや上流部へ。
入渓点から僕とK氏は下流へ。
Y氏は上流へ。
僕が釣果なしのまま水中の石に足を滑らせつつヘトヘトで入渓点に戻ってくるとY氏からもの凄いものを見たとの情報。
先行の餌釣師が目の前で赤いサクラを掛け、
やり取りの末ばらしたのを目撃したとのこと。
うそ~この状況でサクラ遡ってるの![]()
3人で先行の餌釣師2人の竿さばきを見物していると
なんとまたもや目の前で赤いサクラをフックアップ![]()

しかし、またもやバラシ![]()
手練れの餌釣師に大物の付くポイントをご教授いただき、
俄然やる気に![]()
ここぞと思われるピンポイントキャストに集中![]()
完全サクラモードに突入していた我々。
支流が流れ込む白泡の中から突然大岩魚の影が僕のルアーをチェイス。
次の次の2投でガツン![]()
網を無くした僕の代わりにY氏が掬ってくれた岩魚は47cm。
(6.5cmMD鱒稚魚ミノー・アルミ貼り紫バック)


2日目はこれで納竿。
テン場に戻り別行動2人と情報交換。
2人は他のポイントでサクラを発見したとのこと。
久方ぶりの雨で隠れていた魚が動き出したのか?
大鍋のカレーで腹を満たしPM10:00消灯。
最終日朝は3人、2人に別れそれぞれ昨日のポイントに![]()
天候は曇り。
明るくなるのを待ち、キャスト開始。
Y氏、昨日、餌釣師がばらしたポイントで赤いサクラをフックアップ![]()
しかし、ピックアップ寸前に掛けたためか余裕がなくバラシ![]()
僕は昨日のMDミノーで38cmの岩魚をキャッチ![]()

Y氏リベンジ
43cmの岩魚を自作ミノーでキャッチ![]()


餌釣師、Y氏がサクラをばらしたポイントを僕も試してみる。
ルアーは婚姻赤の8cm鱒稚魚ミノー。
思いの他流れがきつく、投げ込むスポットは直径5cm範囲![]()
何度も投げ込むものの魚信はなし。
これだけ攻められていたら流石に無理でしょ。と諦めかけたものの、
そのほんの50cm下流のちょっとした巻き返しが気になり、
ピンポイントキャスト。
ルアーが流芯をターンする瞬間にわずかにギラッと何かが光ったような??
もう1発同じピンスポットにルアーを落とし、
流芯をショートトゥイッチでターンさせる瞬間ガツン![]()
銀色の閃光![]()
強烈なヘッドシェイク。デカイ![]()
なんとか流芯から引き出し、取り込み態勢を整える。
網がない![]()
大声で上流の仲間に叫ぶものの気付くはずもなく、ハンドランディング??
いや、ヒヤヒヤで浅瀬に誘導してラインを手に持ち、
引きずり上げちゃいました![]()
(今朝リーダーにフロロ12lbをセットしておいて良かった)



奥只見自己記録・51cm![]()


12時にテン場に戻ると別ポイントに入ったO氏(初心者)が
前日発見したサクラを執拗に5時間以上狙い続け、掛けたとのこと。
ライトの竿は満月にしなり、あまりの引きに耐えられず、
ジーッと糸を出され針を外されてしまったとのこと。
しかもそれでも諦めず、逃げた魚を追いかけ、
もう一度ヒットさせてばらすというオマケ付き![]()
(その後、ルアーで初のレギュラーサイズのヤマメをキャッチ
)
残りのカレーで昼飯。
テントと荷物を片付け、小白沢ヒュッテのご主人にご挨拶。
全員とはいかなかったものの満足できる釣果を携え、
銀山湖を横目に曲がりくねった道をクルージング。
シルバーラインを抜け、奥只見にまたね
とご挨拶。


